コラム133 ~言うよね~
「目白(の闇将軍)」、「今太閤(いまたいこう)」、「コンピューター付きブルドーザー」など、多くの『あだ名』をつけられたのは、田中角栄でした。
政治家は、昔から多くのあだ名がつけられてきました。
小沢一郎→「剛腕」、吉田茂→「和製チャーチル」、岸信介→「昭和の妖怪」など、畏怖の念を滲ませるものもあります。
しかし多くは、政治家としての資質が疑われたり、不祥事を起こしたりした際につけられました。
特に、総理大臣には、あだ名が多く、例えば、大平正芳→「あーうー宰相」(答弁であー、うーしか言わない)、宇野宗佑→「指三本」、「無能助べえ」(愛人に指を3本出して月30万円での契約を打診したことがバレた)、海部俊樹→「財布閉じき」(ケチだった)、森喜朗→「サメの脳ミソ」(体は大きいが、脳が極端に小さい)、麻生太郎→「阿呆太郎」(漢字も読めなかった)、安倍晋三→「壺晋三」(統一教会との関係が深い)など、シャレた、面白い「あだ名」がつけられてきました。
あだ名すらつけられなかった総理大臣は、人気もなかったようです。
岸田文雄は、あまり特徴がなく、あだ名をつけるのは難しいと思いましたが、最近、沢山のあだ名が作られました。
「検討使」(何を聞かれても「検討する」と答えるだけ)、「増税メガネ」(増税をほのめかすことが多くなった)などです。
「増税メガネ」と呼ばれるのが、よほどイヤだったか、今度は、「増税どころか減税するぞ」と言い出しました。
あの長嶋一茂に「ばかなの?」と言われる始末です。
総理大臣以外にも、政治家はターゲットになりやすいです。
「エッフェル姉さん」だけではなく過去にも、小渕優子→「ドリル優子」(秘書がパソコンをドリルで破壊し証拠隠滅)、務台俊介→「長靴大臣」(長靴をはいていなかったため役人に背負ってもらった)、高木毅→「パンツ大臣」(昔、下着泥棒だった)など、秀逸な『政治家のあだ名』。これからどんな「あだ名」がつくか楽しみです。
政治家だけでなく、もちろん芸能人も多くのあだ名が存在します。
「あだ名をつける天才」と言われる、今年紅白の司会をやる『有吉弘行』は、多くの芸能人にあだ名をつけてきました。
例えば、和田アキ子→「リズム&暴力」、やしきたかじん→「奇跡のチンピラ」、笑福亭鶴瓶→「無駄話嘘太郎」、北島三郎→「与作ザル」、タモリ→「昼メガネ」、徳光和夫→「涙の押し売り」など大御所相手にやり放題です。
若手相手には、ベッキー→「元気の押し売り」、矢口真里→「脱走兵」、小倉優子→「うその限界」、大沢あかね→「ブス界一の美女」、DAIGO→「バカ手袋」、狩野英孝→「クソ煮込みうどん」、品川佑→「おしゃべりクソ野郎」、庄司→「筋肉クソバカ野郎」、岩尾望(フットボールアワー)→「生ごみ」、柳原加奈子→「豚クラゲ」など。
元ジャニーズに対しては、木村拓哉→「月9バカ」、草なぎ剛→「エラ呼吸」、中居正広→「ニセSMAP」、岡田准一→「きれいなゴリラ」、井ノ原快彦→「田吾作」、国分太一→「キーボードおじさん」などイジリ放題です。
今年の紅白でも、何かやって欲しいと思います。
言われた方は、たまったものじゃありません。
はるな愛→「コスプレおじさん」
『言うよねぇ~』